えんむすびーちの鐘が鳴る日はいつ

能登町から海岸沿いに珠洲市に入った辺り。内浦から恋路海岸につながるやや高台の道路です。ここは樹々があって海はあまり見えていなかった場所です。能登半島地震で海側の樹々は土砂と一緒に海に崩れ落ち、風景は一変してしまいました。

能登半島地震 恋路海岸 土砂崩れは道路ぎりぎりです。海に落ちた樹々。怖いですね、ガードもありません。足がすくみます。
土砂崩れは道路ぎりぎりです。海に落ちた樹々。怖いですね、ガードもありません。足がすくみます。

能登半島地震 恋路海岸 その土砂崩れ道路を逆側から撮ってみました。やっぱりすごい崩壊ですね
その土砂崩れ道路を逆側から撮ってみました。やっぱりすごい崩壊ですね。

能登半島地震 能登町の内浦の港も津波に襲われたようです。船が陸に打ち上げられているのが遠くからもわかります。
内浦の港も津波に襲われたようです。船が陸に打ち上げられているのが遠くからもわかります。

能登半島地震 恋路海岸にある恋路物語の助三郎と鍋乃の銅像も津波に洗われたようです。
見附島から恋路海岸までは「えんむすびーち」と呼ばれています。見附島と恋路海岸にはそれぞれ鐘があってこれを鳴らすと恋が結ばれると言われています。恋路海岸にある恋路物語の助三郎と鍋乃の銅像も津波に洗われたようです。ところどころ痛んでいてどこか寂しげな気がします。えんむすびーちの「2つの鐘」は両方鳴らすともちろん御利益アップでしょう。
早く縁結びを願う女性やカップルにたくさん鐘を鳴らしに訪れてほしいです。

<恋路物語の悲恋伝説>
今より約700年余の昔、鍋乃という娘が助三郎という若者に命を助けられた事から2人は深い恋仲となった。
助三郎は娘に好意を抱く別の男にだまされ、おぼれ死んでしまい、娘も若者の後を追って海に身を投げたという。2人の恋仲を裂いた男はその後、自らの過ちを悔い2人の菩堤を弔う僧侶となってこの地に住みつき、男女の仲を取り持つ。その頃から「恋路」と言われるようになったと伝わる。引用:能登町HPより

能登半島地震 恋路海岸から望遠で。こちらも能登半島地震で姿を一変させてしまった見附島を望みます。
恋路海岸から望遠で。こちらも能登半島地震で姿を一変させてしまった見附島を望みます。今日はなぜかしら海や空の青色のグラデーションがとても美しく感じます。

能登半島地震 酒蔵、宗玄も被災
有名な酒蔵、宗玄も被災しています。揺れに崖崩れ、そして津波でしょうか。壮絶な地震の爪痕が恐ろしいです。

能登半島地震 宝立町南黒丸地区
宝立町南黒丸地区へ入り避難所に戻ります。歴史ある街並みは地震により破壊されています。

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